シティーハンター(5)

朝、目覚めるとリョウの目の前に拳銃が突きつけられていた。
突きつけていたのは次の事件の依頼主で、リョウとは旧知の仲である刑事の野上冴子だった。
依頼内容は盗み!? 「ロキシア王国秘宝展」に展示されている王冠に隠されたマイクロフィルムを、証拠品として確保したいという。
もっこり2発の報酬で依頼を請けるリョウ。
だがこの依頼が元で、リョウはロキシア王国の権力争いへと巻き込まれていった…。
超売れっ子アイドル、松村渚のもとに脅迫状が届いた。
渚が所属する森居プロの社長、森居和枝は、リョウにボディーガードを依頼。
渚を子ども扱いするリョウは、マネージャーの串田にちょっかいを出すが、渚のほうは次第にリョウに惹かれていた。
渚を狙う犯人は、熱狂的なファンのひとりだったが、渚とリョウの熱烈キッスを目撃し、ターゲットをリョウに変更。
お色気作戦に見事に引っかかったリョウは、なんと、大事なもっこりを大怪我!! そして渚はリョウに本気で惚れてしまった! 渚のリョウへの猛アタックが始まり、ついにリョウが結婚……!? そのとき香は……!?売れっ子アイドル、松村渚を暴漢から守ったリョウ。
次の依頼は、クーデターの起きているエマリア共和国から日本に脱出してきた男の子・松岡拓也のボディーガードだった。
美人家庭教師の川田温子の頼みに、リョウは拓也に銃の撃ち方を教え、男の生き方を説いた。
エマリア共和国のクーデターが終わり、事件は無事解決。
そしてある日、狙撃の依頼を遂行していたリョウの目の前に、「空とぶオシリ」が……! 彼女は次の依頼人、麻生かすみだった。
昼はマジメな女子高生、夜は空とぶ泥棒「怪盗305号」に早変わりのかすみに、リョウもたじたじ……。
「空とぶオシリ」こと麻生かすみのドロボー依頼を無事に果たしたリョウと香。
そして、アルバイト中の18歳の娘・由貴をボディーガードしてほしいという依頼がふたりの元に舞い込む。
世の中の悪い男から娘を守ってほしい、という過保護な依頼だった。
依頼人は由貴の父親・皆川。
由緒正しき皆川家で純粋培養されて育った由貴は、天使のようなほほえみで周りのみんなを巻き込み、無事にアルバイトをこなしていく。
そして、弾丸の嵐やチンピラから由貴を守るリョウの姿を見て、由貴は徐々にリョウを好きになっていく。
胸が締めつけられるような恋心に、由貴の笑顔が、消えた……?映画制作プロダクションからの、女の子20人のボディーガードの依頼を請けたリョウと香。
新作の主演女優の公開オーディションを中止しろ、という脅迫状が届いていたのだ。
だがオーディション当日、脅迫事件は映画宣伝のための狂言だったことが暴かれ、一件落着。
そしてある日、結婚式に出席したリョウと香。
帰りの車のなかに、木の上から花嫁が降ってきた! 彼女の名は名取かずえ。
彼女の元フィアンセが生物兵器として作らされた毒バチの、解毒薬を作ろうとしていた。
毒バチに刺されてしまったリョウだったが、解毒薬で一命をとりとめる。
しかしかずえの解毒薬は未完成で、リョウは、なんともっこりできなくなってしまった……!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60007067